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2022/05/11 18:19

正式には【盂蘭盆】といい、古代のインド語の一つであるサンスクリット語の 「ウランバナ」を漢字にあてはめて読まれた言葉です。
お釈迦様の弟子の目連は、母親が死後の世界で餓鬼道に堕ちて飢えに苦しんでい る姿を見て、お釈迦様に母を救う方法の教えを請いました。その教えに従って、 布施や供養を僧侶や多くの方々に施したところ、その功徳により母親は極楽浄土 に行くことができました。それ以来、目連が多くの人に施しをした7月15日は先 祖供養の大切な日となったと伝えられています。
また一方中国では仏教以前から死者への祖霊の儀式もありました。これらが一緒 になって日本に祖霊信仰として伝わってきたとも言われます。
お盆の時期お寺では「盂蘭盆会(うらぼんえ)」という法要を執り行います。各 家庭ではお盆には故人の霊が帰って来るといわれ、お供えや提灯を飾ってお迎え します。