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2024/06/15 15:40

A 亡くなられて四十九日法要が終わった後、つまり忌明け後に初めて迎えるお盆のことを特に初盆(はつぼん)、あるいは新盆(にいぼん、しんぼん、あらぼん)と呼んでいます。初盆の際には親類や知人が集まり、特に丁寧に供養するのが習わしです。

 初盆の際には白木で白い火袋の提灯の他、特別な提灯を用いる地域もありますが、最近では絵入りの普通の提灯を用いる地域も増えています。

 初盆の際には、特別な初盆用の供養具を用いる地域もあります。関西地方の一部では[新棚(あらたな)]と呼ばれる小型のお社の中に経木塔婆(きょうぎとば)を祀ったり、精霊船にやはり経木塔婆を乗せたりします。これは初盆を迎える霊が「新仏(あらぼとけ)」「荒魂(あらだま)」と呼ばれ特別な精霊(しょうりょう)とされるためです。