老舗鯉のぼりメーカー「ワタナベ鯉のぼり」が作る、名古屋友禅の影響、糊で絵柄の輪郭を囲う「筒引き」技法を使い、絵柄を刷毛で染める「かなめ染め」の伝統の技を体験できるキットです。ご自宅で手軽に伝統工芸の「かなめ染め」を楽しめます。

◆手ぬぐいのデザインは「犬張子」◆
犬張子（いぬはりこ）には、お守りの意味と厄除けの意味があります。 犬は安産で子犬は病気もせずにすくすく育つことから、「元気に育つように」との願いを込めたお守りです。 また、犬張子（いぬはりこ）は狛犬が原型とされていることから、魔除けや厄除けとしても使われています。
子どもたちが病気をすることなく、元気で育つよう祈りが込められた日本の伝統的なカタチです。

◇キット内容◇
●筒引き済み絵柄布（染め布）２枚　約35センチ角・綿100%
●下敷き布（厚手）　１枚／色を染める時に使用します
●あて布（薄手）　１枚／完成してアイロンがけする時に使用します
●顔料絵の具　白、黒、赤、青、黄、緑、紫、７色（各10g入り）
●薄め液　２本（各30g入り）
●制作説明書
※筆などはご家庭でご準備ください

※WEB上の写真と実物とが色味や質感等で多少異なって見えることがあるかもしれません。予めご了承ください。

ワタナベ鯉のぼりの創業は明治37年（1904)。その当時より伝わる技法が初代・ 渡辺要市が始めた手描き本染・かなめ染です。この染め技は、米粉とぬかが原料の糊で筒引きによるりんかくを描き、顔料を刷毛で染色。そして「ぼかし」を加えた独自のもの。命名は初代・要市にちなみます。その後、110年以上にわたって、新しい技を取り入れながら鯉のぼり一筋のものづくりを続けてきました。日本の鯉のぼり文化の継承をテーマに。もしも五月以外の季節に鯉のぼりを飾ったら…100年以上続く鯉のぼり屋はふと考えました。日本の元気を象徴するようなデザインをもっとくらしの中で楽しんでいただきたい。鯉のぼりへの深い思いをカタチにこめた、季節を問わないKOINOBORI NEW STYLEをここからお届けします。

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